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【テクノ293欧州選手権 in Italy 竹ノ内萌楓オープンクラス3位入賞】

イタリアのガルダ湖で4月9日‐15日にかけてヨーロッパ選手権が開催され、総勢270名の選手が参加。日本からは竹ノ内萌楓(神戸大3年生)、泉結衣(早稲田大学2年生)、一条雪乃(早稲田大学2年生)の3名が日本チームから参加しました。

左:竹ノ内萌楓、中央:泉結衣、右:一条雪乃

ヨーロッパの中でも有数の高級リゾート地であり避暑地でもあるガルダ湖ですが、4月のこの時期はまだ寒い中で10レースを消化。


日本チームの3人の選手はテクノプラスのレディースクラスにエントリーしましたが、竹ノ内萌楓選手が9位(オープンクラス3位入賞)、泉結衣選手が10位(オープンクラス4位)、一条雪乃選手が13位(オープンクラス5位)と初の海外レースで快走しました。

 中でも竹ノ内選手は、クラス別で表彰台に立つことができたほか、2年生の泉選手、一条選手ともに終盤ではそれぞれ個別のレースでは5位まで順位を上げるなど、海外のトップ選手と渡り合える走りを見せました。  

リザルトはこちらからhttps://europeans2023.techno293.org/results/tplus-women

日本チーム各選手のコメント

竹ノ内萌楓(神戸大学3年生)

何もかもが刺激的な1週間でした。海外選手達は、結果を求めることはもちろん、色々なとこでジャンプしていたり、レースとレースの間に他の選手と上プレで楽しそうに行ったり来たりし、心からウインドを楽しんでいました。自分の中の、ウインド好きだな、楽しいな、という感情を再確認できる場でもありました。セッティング等、詳しく教えてもらったので、日本に持ち帰ってどんどん取り入れていきたいです。


泉結衣(早稲田大学2年生)

海外選手や昨年度NTさん方にアドバイスを仰ぐなど積極性も鍛えられる遠征でした。道具の操り方やセッティングは新発見の連続で、試すたびに感動しました。はやくテクノに応用したいです。女子3人で不安でしたが運営の方々はじめ他国のコーチに本当に気にかけていただき人間力においても刺激を受けました。全て自分の糧にし日本で還元していきます。最後に、このような貴重な機会をくださった関係者の方々、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。


一条雪乃(早稲田大学2年生)

長年ウインドサーフィンをしてきた海外の選手と競うというとても貴重な経験ができました。他の選手の持つ技術を取り入れてみることで新たな発見をすることが多く、固定観念に縛られずに学ぼうとする姿勢が成長のきっかけになることを実感しました。また各国の選手と交流して様々な考え方を学ぶことができました。


なお、7月にはフランスで世界選手権が行われます。

日本チームとして、小松大悟選手兼任コーチ役(ホンダ・京大OB)、学生ナショナルチーム主将の片山好人選手(滋賀大学)、元インカレレディースチャンプの大島萌選手(京大OG)など10名の選手が参加を予定しております。


日本チームの更なる活躍を引き続き応援してゆきたいと思います。

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