【市議の仕事って何だ!? 現場からのイノベーション】

 逗子海岸にやたらとひとがたくさんいると思ったら、年に二度ある「ダイヤモンド富士」の日でした。



 さて、今日から市議会議員としての任期がスタート。

 市議会議員の仕事には、市民からの陳情処理があります。

 事例1

 歩行器を使い、小坪から逗子まで通院している年輩の女性から、経路にあたる県道311号線の急こう配で転倒しそうになるため改善してほしいとの要望(動画のケース)。



 ⇒県道のため、横須賀土木事務所の道路維持課に動画を共有し、傾斜改善の可否の調査依頼。県から調査するとの回答。

 ⇒同時に、このケースでは道路改良よりも歩行器のタイヤが小さめであることが転倒リスクとも考えられるため、この女性のケア・マネージャーさんにコンタクトして、歩行器を代替できないか相談、了承。

事例2

 人工呼吸器を活用している方から、震災や停電時などの際に、ポータブル電源の供給体制が、逗子市で整っているかという照会のご意見をいただく。

 ⇒調査したところ、逗子市障害福祉課で2台のポータブル発電機(ENEPO)を所有。

  これに対して、人工呼吸器などの医療的ケア対象者は恒常的に10人弱/約57000

  防災課では市全体として59台(原則、避難所などの開設用)を所有。

  現時点では、障害福祉課と防災課との間で、情報共有が的確にできていないため、有事に備え、人命尊重の観点から縦割りの弊害を除去するよう改善要望を伝える。

 事例3

 葉山には「ぽけっと」という子どもの一時預かり専用の施設がある。やむを得ない事情がある場合は当日でも急遽預かってくれる。しかし、逗子市は市内保育園で一時預かりをしてくれるが、あらかじめ予約しておかないと急遽、当日に預けることができない。

 葉山と同じように、やむをえない事情があるときは当日対応も可能にしてほしい。

 ⇒逗子市教育部の子育て支援課に、市立、民間も含めて、やむをえない事情があるときは急遽預かることができる弾力運用ができないか改善要望(回答待ち)。

 などなど、多様なご意見・ご要望が寄せられます。

 新規予算を伴うものについては、役所は少なくとも改善に1年以上かかる場合がありますが、運用で改善できるもの、既存の予算で対応できる内容であれば即対応してくれる場合もあります。

 25年前に鎌倉市議をしていたときは、道路修理などについては順番待ちがあって、市議が口利きをすると順番が早まるというような話がありました。

 しかし、小回りの利く逗子市(鎌倉市の人口が3分の1)では、そのような実情はあまりないはずです。それよりも、自治体の大小に関係なく、組織の縦割りの弊害というのが確実に存在します。

 その縦割りにとらわれず、点と点を線で結びつけるのが、市長や議員の重要な仕事だと受け止めています。

 また、事例1のケースで言えば、道路自体を改良するよりも、視点を変えて、歩行器や電動車椅子を、福祉機器を開発するメーカーや大学などと連携して、新たにオーダーメイドで作ってしまう。

 たんなる小間使いにとどまらず、現場の視点で、そんなイノベーションを起こせる議員や市長になるのがひとつの目標。


 イノベーションを現場から起こすために、その種となる、逗子市民の皆様からのご意見・ご要望をお待ちしております。