【時計の針を戻さないために 女性の抜擢と柔軟な働き方】

今度の市議会に、逗子市男女平等参画及び多様性を尊重する社会を推進する条例が提案されるとのこと。


しかし、いくら理念をうたっても役所が率先垂範しなければ絵に描いた餅だ。


リクルートWorks誌の編集長をしているときに女性リーダーの育成について特集を組んだ。







特集のタイトルには「半歩先行く世界のリアル」と題したように、世界の先進的な取り組みを取り上げた。

https://www.works-i.com/works/item/w_123.pdf (Works123 2014年 p.37に逗子市長時代の人材マネジメントに触れた編集長まとめ記事)


この編集長まとめでも取り上げたが、私は、女性の抜擢には

①経験則としてクオータ制を設けてテコ入れを図る必要があること。


②早期選抜、マネジメント研修を特に女性向けに実施すること。


③時短や週休3日制など、働き方に柔軟性を担保すること。


特に、③については、明確なゴール設定と成果の測定で、働き方のフレキシビリティーを高めても、女性がしっかり職責を果たせると、スイスでセールス・リーダーを務める女性がケーススタディーとして、この特集の中で紹介されている。


もう、8年前の記事だが、今も、日本はこの記事レベルには到底追いついていない。


日本は男女共同参画、ジェンダー・ギャップ指数で153カ国中121位(世界経済フォーラム、2021年)。


逗子市ではこの4月の人事異動後でも、部長はゼロ。


日本でも、逗子市でも女性登用の遅れっぷりははなはだ、ひどい(リクルートの特集記事に書いたように、私が逗子市長時代8年間に女性管理職ゼロから13%にしたが)。


せっかく、逗子市男女平等参画及び多様性を尊重する社会を推進する条例を提案するならば、「逗子市職員の休日及び休暇に関する条例や規則」をセットにして変えてゆく必要があるはずだ。


逗子市は職員の在宅勤務への取り組みも、ICT環境の遅れ(この15年間の予算の優先順位の付け方や経営の失敗)から進んでいない。


コロナ禍で、リモートワークが進み、働き方の柔軟性が進展しつつあったが、注意していないと、今、時計の針が戻りつつある。


ここは、女性活躍のためだけでなく、すべての人々のワークライフバランスを考えるうえでも、今回の議会で提案型の質疑をすると共に、自分が市長に戻ったら人事権を駆使して真っ先に取り組みたい。


以上の考えが背景にあるため、2月21日に公表した政策集『逗子発2030シナリオ』のp.2には、「逗子市役所を働きがいのある職場へ!」というタイトルのもと、「管理職職員へクオータ制の導入による女性の活躍」(まず、15%から30%へ)という政策を盛り込んでいる。


今回は、その他、時代の役割を終えた土地開発公社の状況報告や補正予算、コンビニでの証明書発行に関する条例や駐輪場の外部委託に関する条例が提案される予定。


私は教育民生常任委員会に所属しているため、教育や福祉に関する補正予算については委員会の質疑で聞くが、それ以外の案件は私が所属していない総務常任委員会に付託されるため、議案の付託前の本会議で質疑を行いたいと思う。

https://smart.discussvision.net/.../Web.../rd/council_1.html (逗子市議会公式サイト 議会中継)