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【田久保伊東市長、強制捜査のXデーはいつか】

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田久保眞紀伊東市長が、10月31日の伊東市議会臨時議会を招集したということで、二度目の不信任可決、失職という情勢がほぼ確実になりました。


物理的、法的には臨時議会を開催せず、二度目の不信任を阻止するということも可能ですが、さすがに田久保市長でもそのような選択肢は取らないようです。


ただでさえ、余計な出直し市議選で6300万円、さらに、イレギュラーの市長選で3000万円(令和7年伊東市長選挙予算ベース、選管調べ)の公金支出に加え、地方自治法の制度趣旨を無視した蛮行が自分の首を絞めることになると判断されたのでしょうか。


10月31日に二度目の不信任が可決され、市長が欠けると職務代理者から選挙管理委員会に通知がきて、その後、選挙管理委員会を開催して市長選挙を50日以内に開催しなければなりません。


最終的には伊東市選管の決定になりますが、12月14日又は21日あたりが市長選挙の候補日程に挙がっているようです。


今回の田久保市長を巡る騒動の核心。


それは経歴詐称疑惑が持ち上がった後に、偽の卒業証書を正副議長にチラ見せしたということが、有印私文書偽造罪(刑法159条1項)・同行使罪(同161条)に該当するかどうか。


これまでもサッチーやら、ペパーダイン大学の件などは公選法違反容疑で告発されましたが、当人たちには社会的制裁が加えられたものの、それぞれ不起訴、起訴猶予処分と罪には問われていません。


しかし、今回の田久保市長の事案は虚偽の経歴の公表に留まらず、その嘘を取り繕うために偽の卒業証書を何らかの形で入手又は作成し、それを見せて相手を騙そうとしていたら、行為の悪質性は過去のそれとは格段に違ったものになります。


その疑惑を解明するには捜査当局が卒業証書を弁護士事務所から押収すれば白黒はっきりするはずです。


その強制捜査をせず、静岡県警察が二の足を踏んでいることに対して、「警察は何をやっているのか」と思っている方も多いと思います。


もし、金庫にしまってあるはずの卒業証書なるものが盗まれたら、あるいはどこかに運ぶ際に紛失したら、捜査による裏付けができなくなります。


これまで田久保市長への逮捕や家宅捜査がなぜ、行われないのか。


出直し市長選挙がいつあるかもわからず、伊東市長という公職にあるもの、あるいは公職に就こうとする者に対しての捜査には警察は慎重になる傾向があります。


それは公職にあるもの、あるいは公職に就こうとする者に対して警察が強制捜査に踏み切れば、選挙妨害になる可能性があるためです。


しかし、31日の臨時議会で田久保市長が失職をして、もし、出馬をしないという選択をした場合は田久保眞紀さんは「公職に就こうとする者」に該当しなくなります。


もし、田久保市長が伊東市長選挙に再出馬しなければ、10月31日の臨時議会後、11月初旬には静岡県警察が強制捜査に踏み切ることはありえます。


他方、田久保市長が再選挙に出馬すれば、強制捜査のXデーは12月14日か、21日以降になるかもしれません。


もちろん、田久保市長が伊東市長選挙に勝ち上れば、これまで同様に静岡県警察は強制捜査に踏み切りにくくなるため、田久保市長には石にかじりついてでも再選挙に勝たなければ厳しい未来が待ち構えています。








 
 
 

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