【行政書士試験まであと41日 模試に騙されない】
- Kazuyoshi Nagashima
- 9月28日
- 読了時間: 3分

本番の試験は180分。
40文字の記述問題が3問(民法2問と行政法1問)。
ほか、マークシート(憲法、民法、行政法、商法、一般知識等)57問。
実際の行政書士の業務には、刑事告訴・告発があるにもかかわらず、どういうわけか司法試験とは違い刑法の科目がありません。
この試験時間、3時間という制約の中でどのように試験問題を攻略するかというカギは、1問ごとの時間配分と、解く順番が挙げられます。
どんなに、アタマに知識を詰め込んでも、アウトプットする際に焦っているとケアレスミスやひっかけ問題に足元をすくわれかねません。
とくに、5択のマークシート問題は、最初に正解っぽい選択肢(以下「肢」)を配置して実は、5番目の肢が正解とか。
あるいは、多岐選択式問題の穴埋めでは国語問題の意識だけで当てはめると、それっぽくはまる肢がちりばめられているため、拙速の判断は厳禁です。
このため、過去問やLECなど予備校の模試、市販の予想問題などを通して、自分なりの時間攻略法を考えておく必要があります。
私の場合は、最初に配点の大きい記述問題にとりかかっておいてから、脚別問題をこなしたあとに、最後にもう1度、記述問題を仕上げるようにしていました。
なぜならば、この方法だと記述問題をある程度仕上げて、気持ちに少し余裕をもって試験問題に臨めること。
また、記述とマークシートでは問題を解くのに使う頭の筋肉が違うからなのか、二度目に記述問題に臨むと脳が活性化していて、解答が見えてくるということがあったからです。
このほか、通常の肢は2分30秒、民法の肢は3分と決めて、多くの人が解けない、いわゆる地雷肢(地方自治法や商法などの重箱の隅を突っつくような問題)はあと回しにして、余計な時間を取られないようにすることも大事です。
そして、試験は午後1時ー4時までの3時間です。
昼食を食べ過ぎると、試験中のトイレも怖いため、空腹気味で試験に臨みます。
このため、エネルギー切れとならないように試験の15分くらい前に、コンビニで売っている小さな羊羹とラムネを口に入れてから試験に臨んでいました。
妻が昨日のLEC模試が思うように取れなかったと嘆いていますが、予備校の模試は直前対策講座を受けさせようとするためなのか、試験回ごとに難易度が全然違うことがあります。
例えば画像の模試の結果は、総合で246点も取って全国44位にまでなっていますが、自分も実はこの次の模試では一般知識の足きりで24点に届かず、判定が「S」から「D]になって絶望しかけたことがありました(行政書士試験の怖いところは全体で合格点をかなり超えても、部分的に足きりにひっかかるとアウトということ)。
これは合格した試験のかなり直前のことでした。
模試は、あくまでもひとつの目安に過ぎないので、最後までブレずに自分を信じて本番に臨んでください。


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