【2025ウインドサーフィンテクノクラス世界選手権速報日本チーム大躍進!! 】
- Kazuyoshi Nagashima
- 8月23日
- 読了時間: 4分

小松大悟が優勝(世界1位)、片山雄仁が準優勝(世界2位)。女子も広瀬こころが総合で準優勝(オープンクラス世界1位)、林つぐみも総合5位(オープンクラスで世界2位)。
入賞された選手の皆さんはもちろん、日本チームの皆様、大変お疲れ様でした。おめでとうございます!!
期間:2025年8月16日‐23日
開催地:英国・ウェールズ
<テクノプラスクラスメンズ>(全10か国 34選手中)
総合優勝 小松大悟 本田技研工業 JPN1200
準優勝 片山雄仁 関西学院大学 JPN1016
総合4位 青木優斗 横浜市立大学 JPN4924
総合5位 古場元 京都大学 JPN1240
総合6位 吉田朔大 立命館大学 JPN155
総合11位 星野聖和 京都大学 JPN1225
総合18位 橋本龍人 慶應義塾大学 JPN1511
総合29位 白井 秀明 早稲田大学 JPN5353
<テクノプラスクラスレディース> (全8か国 16選手中)
準優勝 廣瀬こころ(OPEN世界優勝)玉川大学 JPN221
総合5位 林つぐみ(OPEN世界準優勝)明治大学JPN463
総合11位 記野愛子 慶應義塾大学 JPN153
日本人選手が得意とする中微風の中で全15レースが行われ、日本チームのコーチ兼選手として出場した小松大悟選手が2014年に世界選手権に出場し、苦節11年目で念願の世界選手権で初優勝を果たした。
2位には関西学院大学の片山雄仁選手が最後のレースで1位を獲得し、タイのナビン・シンサート選手をかわして逆転の総合準優勝(トップフィニッシュは全選手中最多の4回)。
女子は乱戦の中、玉川大学の廣瀬こころ選手がわずか1ポイント差でスペインのアレハンドラ・ロペス選手を逆転し、総合準優勝。
また、明治大学の林つぐみ選手が最後の2レース連続して1位を飾り、総合5位に急浮上。19歳以上のオープンクラスでは準優勝を果たし入賞した。
昨年も日本チームの入賞者が所属大学や神戸市や京都市、大津市などからスポーツ表彰され、あるいは市長や知事表敬訪問をすることになりましたが、前回を上回る成果だったことでさらなる顕彰が期待できそうです。
<入賞者コメント>
男子世界1位 小松大悟(本田技研工業・京大OB)
日本チームコーチ兼選手として参戦させて頂きました本田技研工業の小松です。レーススケジュールによりほとんど調整期間の無かった日本チームでしたが、素晴らしい適応能力で例年以上の走りを見せてくれた選手たちにまずは最高の賛辞を送りたいです。自らは10年がかりで追った優勝の夢にようやく手が届き、社会人になっても走り続けることを様々な形で支えてくれた沢山の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

男子世界2位 片山雄仁(関西学院大学)
慣れない海外での環境や5日間という初めて経験する長期的なレガッタで体力的にも精神的にもきつい大会でしたが、応援やサポートしてくれる方々のおかげで最後まで頑張り続けることができました。本当に感謝しています。結果としては優勝に一歩届きはしませんでしたが、素直にこの結果を喜んでいます。まだまだ大事な大会は残っているので、これからも精進していきたいと思います。ずっと応援してくれていた方々、本当にありがとうございました!

女子世界2位 廣瀬こころ(玉川大学)
準優勝できてとても嬉しく思います!15レースを通してたくさんの課題を見つける事ができました。この経験を次に活かしていきます。応援ありがとうございました!

女子オープン世界2位 林つぐみ(明治大学)
大会を終え、率直にほっとしています。慣れない道具になれない土地、その中でも今の持てる力で最後まで戦い抜けたと思います。あと2年間テクノプラス女子総合もOpenクラスも世界1位を目指せるチャンスがあるので更なる成長ができるよう精進して参ります!応援してくださった皆様、ありがとうございました!

なお、次回のテクノクラスの世界選手権は2026年3月28日-4月4日にかけてトルコで開催される予定。派遣支援選手を2025年9月6日、7日のテクノ293ジャパンカップ(派遣支援選抜)及び2026年の学連NT選考会で決定してゆく運びになります。
また、これまでテクノクラス日本チームのコーチとして2年連続指南役を務めた小松大悟氏については、今回の成果を踏まえテクノ委員会規約に基づくオフィシャルコーチに認定されました。引き続き、後輩の指導育成に努めていただき、さらなる日本チームの活躍を期待したいと思います。
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