【知床・羅臼岳 ヒグマに鉢合わせ】
- Kazuyoshi Nagashima
- 8月15日
- 読了時間: 2分
熊が20代の男性を襲った北海道・斜里町の羅臼岳登山道。
この事件の10日前に画像のヒグマに鉢合わせしましたが、登山口から2キロほどの場所でした。
3年前に羅臼岳登山をしたときに下山ルートを間違えて、道に迷いかけたこともあり、妻から登山を禁止されているので今回の知床行きでは登山口近くの無料露天風呂『三段の湯』に、二度行きました。
熊に遭遇したのは、この温泉に入りに行く途中での出来事でした。
翌日、渓流釣りをしていたときに、突然、動物が飛び出してぶつかりそうになったので、何かと思えばエゾシカでした。
エゾシカの方がよほど驚いたらしく、パニックになり、釣りをしていた滝つぼに飛び込みました(魚が釣れなくなるかと思いましたが、関係なく釣れました)。
おっかなびっくりではありますが、釣りも堪能し、やっぱり北海道でも知床と礼文島はこの夏の旅路のハイライトとなりましたが、今回の事件ニュースに先に接していたら知床には行かなかったと思います(利尻・礼文には熊はいないので)。
今日の事件を契機に、知床五胡の施設も臨時閉鎖になったようで、知床の観光業には大打撃。 これまで羅臼岳を含む、知床はヒグマの密度が高いことでは知られていましたが、特に登山では大きな事故もなく、熊と人間がうまく共生できているといわれてきました。
このため、日本百名山に選ばれた羅臼岳は、日帰りで老若男女問わず比較的容易に登山できる人気のスポットでもありました(実際に夏でも雪渓があり、かつ国後島が遠望できる素晴らしいロケーションです)。
しかし、今後は、人を襲った熊の駆除は当然にして、熊に反撃できる重装備のガイドと同行でなければ入山できない、あるいは熊が冬眠する期間以外はそもそも入山できなくなるなど、大幅に入山規制が強化されることが推察されます。

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