行政書士が教える最も合理的な運転免許(マイナ免許へ)の更新方法
- Kazuyoshi Nagashima
- 2025年12月17日
- 読了時間: 4分

運転免許証の更新は面倒、と思っている方は多いと思います(今回は運転免許センターに行かないで更新したい方を対象に以下説明します)。
とくに、後日講習(一般・違反・初回)を受講する方は2時間の講義がかなりの苦痛。
私の場合は何年か前に一時停止違反があるので、今回、一般講習受講者です。
面倒な免許更新が、とりわけ今回、一番よくわかりにくい制度が「マイナ免許証」の出現です。
公安委員会からの更新通知のハガキだけを読んでもよくわかりません???
ただ、わかるのはマイナ免許証に切り替えれば、苦痛の時間ともいえる座学講習を在宅でオンライン講習が受けられるということ。
受講時間は同じでも、在宅で受講できることに留まらず、いつでも受講できるというのは非常に大きなメリットといえます。
例えば従来、私の地元の神奈川県逗子警察署では、一般の後日講習の場合、毎月、平日の二日間しか実施されません。
普通の勤め人だったら会社の半休を取得して受講しなければなりません。
これを考えると、マイナ免許証に切り替えればいつでも講習受講できるメリットは非常に大きい。
ただし、免許の更新時に普通の運転免許証からマイナ免許証に切り替えるためには、優良運転者及び高齢者(70歳以上)以外の方は、横浜市の二俣川の運転免許センターに出向いて免許更新手続きをしなければなりません。
多くの神奈川県民にとって二俣川に行くのは不便極まりないと思いますが、運転免許センターが不便な場所にあるのは神奈川県に限ったことではなく、技能試験用の広大なコース用地の確保と、建設・維持費用の抑制のため、全国的に辺鄙な場所にあるようです。
そこで辺鄙な場所にある運転免許センターに行かないで、地元の警察署で即日、マイナ免許証への切り替えと、更新手続きを同日中にできる裏技を紹介します。
まず、マイナンバーカードと現行の運転免許証を持参して、地元の警察署に出向き「保有状況の切り替え」手続きを行います。
これには逗子警察署の場合、1500円かかります(ただし、マイナ免許証に切り替えておくと更新手数料が600円安いため、実質のコスト増は900円です)。
この「保有状況の切り替え」手続きを地元の警察署で朝一番で行い、運転免許証をマイナ免許証に切り替えることで、日中、オンライン講習を受講できます。
そして、オンライン講習を終えたら、その日の夕方までに今度は、逗子警察署の場合は新しい運転免許証に使う写真(縦3センチ、横2.4センチ)を持参して、新しい運転免許証への更新手続きを済ませることができます。
受け取りは後日になりますが、この方法ならば運転免許証をマイナ免許証に地元で即日に切り替え、更新できます。
なお、運転免許の更新の際、(1)運転免許証のみを保有、(2)マイナ免許証のみを保有、(3)運転免許証とマイナ免許証の両方を持つという(1)-(3)の選択肢があります。
これも今回の更新からで、???と思う人も多い方と思いますが、マイナ免許証の再発行は市役所になるため、再発行には1カ月程度かかってしまうというリスクがあります。
このため、免許証の再発行リスクを考えるとともに、さらに、「運転免許証」と「マイナ免許証」の2個持ちだと、ひとつは車の中に常備、もうひとつは財布の中にしまっておく。
この方法を取れれば、うっかり免許不携帯で運転してしまうということもなくなるはずです。
このような免許証の2個持ちのメリットを享受できて、マイナ免許のみ保有と比べて850円しか料金が変わらないので、私は(3)運転免許証とマイナ免許証の両方を持つという選択をしました。
以上の情報は鎌倉警察署、逗子警察署、神奈川県警察本部へのリサーチに対するご協力から判明したものです。
政府の進める運転免許証とマイナンバーカードの一体化への過渡期のことなので、あまりというかほとんど公になっていませんが、せっかくなのでここで皆様に共有いたします。